一人一社会社を経営してみた家族の話

一部上場企業の社長である父親を筆頭に、家族5人全員がそれぞれの会社を経営するヘンテコな家族の日々

「1日を24時間って考えてるからお前らはダメなんだよ」って言う兄

私の兄は体育大学出身の強烈に男臭い人で脳みそまで筋肉で出来てしまっている。大学入試も懸垂の試験で入学したような人で、大学生の時は「おい、腹筋台を買ってきたぞ」という意味不明な帰宅の挨拶から、なぜか私の部屋で買ってきたばかりの腹筋台を組み立て始め、「これ、腹筋割り放題だなー」って言いながら満面の笑顔で腹筋をしていたような人である。

 

そんな兄は大学卒業後にブライダルの会社に入社したが、たった半年で「こんな女の仕事やってられん」という入社前から分かっていたことを急に言い出して退職。その後23歳で探偵事務所を立ち上げ、見事に失敗。25歳の時に現在の会社を作った。

 

 

寝ないことの大事さ?

最近でこそ仕事は上手くいっているようだが、当初は苦労したようだ。起業したというものの、アルバイトで食いつないでいた時期もあるので、その頃はアルバイト3つを掛け持ちしていたらしい。

 

その頃に言い出したのが、「1日を24時間って考えてるからお前らはダメなんだよ」である。

 

兄曰く、1日を36時間で捉えると良いらしい。そうすると1日24時間以上働けるから、年間8760時間のうち◯!△◆?.......

よくわからんが、兄の理論でいくと結果として年間960万円バイトだけで稼げるらしい。そして残り40万円を稼げた時には「バイトで年収1,000万円という本」を書くと当時は宣言していた。笑

 

 

ずっと起き続けてたら年商2億5千万円!?

ビジネスが上手く回っている現在も兄はほぼ寝ない生活を続けている。現在は新しく農業ビジネスも始めており、朝は2時に起きて農業をやり、午前9時からいつも通り普通の仕事をしている。

 

従業員は野菜を配送するドライバーの方たちと事務員さんの数人しか雇用していないような会社だが、今期の年商は2億5千万円を目指しているようでビジネスは順調そうだ。

 

兄は頭は悪いが、この圧倒的な行動量で行動の質をも凌駕してきているので、その点に関しては見習う点が多い。何かで成功する基本は「行動量」「行動の質」だと思うので、是非あなたも兄のようにとは言いませんが、行動量を増やすように心がけると良いかもしれません。